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二上山〜葛城山
5月31日午前9時に近鉄南大阪線の当麻寺駅に集合
今回は、難波気功教室のたなちゃん、竜生さんと私の3人でした。
集合して、当麻病院の下の駐車場へ車を止めて出発した。
いつも二上山を登っているので今回は馬の背への道を止め、
当麻寺経由で竹之内峠から山に入っていくことにした。
竹之内峠に行く道中、自然農法をしている素敵な山小屋風の建物を発見！
私たちは引き寄せられるように山小屋のほうへと足を向けた。
山小屋の周りには用水路から引き込んだ水を利用してため池を作っていた。
この池を見て私たちは興奮してしまった。
涼しげな水の流れ落ちる音もだが、いかにも自然そのものの作りで、
個人的にはこのような場所でのんびりと暮らしたいと思う。
私たちは、暫くこの山小屋について夢を膨らませた。
今後、このような場所を借りて、しいたけの原木栽培や農作業をしたい。
ここで時間を浪費しては葛城山への走破が出来なくなるので
早速、山道に戻ることにした。
竹之内峠を経て、一路岩橋山へ向かった。
5月の終わりの土曜日
山道では、人影無く歩いているのは私たち3人のみで
このルートは人が通らないのか？
それとも天候があまりよくないから登山者がいないのか？
結局、葛城山山頂についてもすれ違った人は少なかった。
途中から降り出した雨のせいでもあるかもしれない。
私たちは、一路岩橋山へ向け歩き出した頃から小雨が降り出した。
私たち、日ごろ運動しないものにとってはこの雨は恵みの雨でもある。
ほてった体を優しく冷ましてくれる。
また、途中の小川などは水が豊富で、喉の渇きを潤してくれた。
考え方の方向性を変ええれば、どんな状況においても喜ばしいことばかりです。
岩橋山への登山ルートからダイアモンドトレールへの分岐点に着いたのは
午後12時15分、ちょうど時間的に昼ごはんの時間なので
妻が朝5時から起きて作ってくれた弁当を開けた。
ココで重大な失敗をしていることに気づいた。
せっかく、妻が朝から作ってくれた弁当をたなちゃんに渡したつもりが
手に渡さず、車の中においてきたので忘れていた。
竜生さんには手渡しで渡したのですがたなちゃんへは渡さなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜しまった。
でも、大丈夫！
渡しの弁当を2人でほおばることにして空腹感をしのいだ。
昼食後、休憩もママならず、早速葛城山へ向け歩き始めた。
ここからは緩やかな尾根ルートで楽勝だと思った。
小雨の降る中、霧も出てきて幻想的な世界を堪能していた私たちに
山登りの現実を自然は教えてくれた。
急な昇り階段が現われた。
階段の下から見上げれば・・・・
思わず、最高〜こんなに長い階段はチャレンジに値すると思った。
（実は、反対で勘弁してや〜って思うところです。）
これから続くチャレンジはこれでは終わらなかった。
この階段を昇り始めたところ、友人が気がかりでもある。
胸に手を当て苦しそうに歩いている。
しかし、ココまで来た以上引き返すことは出来ない。
ゆっくりであるが着実に一歩、一歩前に進むだけである。
私たちは、小休止を沢山とりながら長い階段を登りきった。
結果として、この長い階段は５〜6箇所にわたりあった。
この階段はまるで人生のようだね〜！
って話しあいながら楽しく登りきった。
人生も一歩、一歩少しづつ進むものである。
即席に一日を過ごすことは出来ない。
堅実に一歩一歩歩んだ人は素晴らしい実りを収穫することができる。
道中、常に楽しい話をしながら私たちは葛城山の山小屋へ到着した。
一緒に行った仲間はつい最近まで、重大な病気を抱えていたので
気になったが、葛城山頂に着いたときに彼には尊敬の念を抱くようにもなった。
人は素晴らしい生き物だと教えてもらった。
病気は反対にすると“気”が病むと書く。
気を元に戻せば、元気になる。
彼は病気を克服して元気になり普通の人でもつらい道のりを歩ききった。
一切の近代的な乗り物を使わず、着実に自分の足で登ったのである。
下山までの延べ所要時間は6時間
彼は、自分自身の足で上り下りをして一つの目標を達成した。
人は、気が変われば思うように自分の人生を創り出すことが出来ます。
彼はそれを身をもって実証してくれました。
翌日は、午前4時〜山で瞑想 石上神社・高鴨神社・高天原神社へ参拝後
ラッテたかまつにて菜の花祭りの慰労会とボランティア治療です。
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