|
トップページ ＞＞ 日記 ＞＞ 平成21年2月8日
空
2月8日の気功セミナーは「空」をしました。
「空」は無ではありません。
「空」は無いようであるものです。
ですからお釈迦さまも「無」とは言わず、「空」を説いたのでしょう。
（仏教にあまり関心もなく詳しく知りませんので間違っているかも知れません。）
例えば、昔の人は私たちが生きる上に必要な酸素やその他の物を
「空気」となずけ、漢字で「空」の「気」と書きました。
「無」とは書かなかったのでうす。
昔の人は、手で仰げば風がくることを知って「無」にはしなかった。
熱い熱が伝われば「熱気」
冷たい熱が伝われば「冷気」
「無」では音が伝達されないことを知っていたのでしょう。
音を発した時の振動を体感して
昔の人は「空気」と名づけたのかも知れません。
私たちの人生も「無」ではなく「空」ではないかと思います。
私たちの誕生は「無」からでは無く、
母がいて、父がいて
結果として私がいます。
「無」から始まるのでなく、「空」から始まるのではないか、
私の人生は「空」から始まって「空」で終わるのでもない。
始まりもなければ終わりもないのが私の人生ではないのか？
ここまでの話を頭や理論で理解するのではなく
体感していただきたいと今回の気功セミナーのテーマは「空」にした。
しかし、最終的なところまでは5時間では体感してもらうのは不可能！
もっと知りたい人は再参加するしかない。
私たちは、時間の概念に縛られ時間の枠でしか認識しあえない。
私個人だけの問題なら簡単だが、相手がいるので勘弁してもらうしかない。
時間の概念は私に付き合ってともに過ごせるかたは次第に理解できるだろう。
また、個人個人の既成概念の枠に囚われ
自分の考えや経験に頼って認識しようとするのでまた困難が派生する。
「空」については時間をかけ共に学んでいきたい。
私たちの人生における痛みや苦しみ、恐怖や困難
そして愛や感謝、喜びや楽しみ、幸福に至るまですべて「空」
私たちは、裸で生まれ、裸で死んでいゆく
この世に残せるものは何一つない
インディアンやチベットに伝わる言葉に
「あなたが生まれたときにあなたは泣き、そして世界は喜んだ。
あなたがこの世を去る時あなたは歓喜し、そして世界は泣いた。」
どうも私たちが教育というなの押し付けで習ってきたものと
インディアンやチベットに伝わるものとは違うのかも知れません。
幸福度を一度比較や評論をせずに観察してみるといいみたいです。
先進諸国に住む我々が幸福なのか
インディアンやチベットやその地域に住む人が幸福なのか？
自殺率や満足に微笑んでいる姿を観察する時間がほしいものです。
「空」に関して戻って
私たちが感じる痛みや苦しみや不安、恐怖は
どうやら「色」なのかも知れない。
もちろん愛、感謝、喜び、嬉しさ、楽しさも「色」になります。
「空」を知り、「色」を知れば私たちは選ぶことができます。
どにょうな色をつけることもできます。
あなたは人生というキャンバスにどんな色を付けますか？
私は、愛と感謝と喜びと嬉しさ、楽しさ
私が・・・
妻が・・・
娘が・・・
家族が・・・
仲間が・・・
みんなが・・・
世界が・・・
喜べるような色に塗ります。
そんな「空」の気功セミナーでした。
この「空」の状態であれば
痛み、苦しみ、悲しみ、不安、恐怖が消えるみたいです。
そして、出さなくても気が出るみたいです。
痛みや苦しみを持ってる人の体に触れると
痛みや苦しみが消えるみたいです。
本日、月曜日は早速参加者の方から嬉しいメールをいただきました。
そして、早速来月の再参加の申し込みも・・・・
私が伝えたいことは5時間では短すぎる。
困っている人は数十年という長い月日を困って困ってきました。
そして楽になる技術を学ぶのに5時間では少し短すぎる。
わかったつもりで分からないのもあります。
それは知識で詰め込み理解するという習慣の結果です。
習慣は人を破滅へも幸福へも導いてくれます。
習慣も「空」であれば
どのような習慣の色をつけるかは
学んだ人でなくても理解はできるが
理解しているのは頭だけ・・・・・
体中の細胞が「うん、わかった」
いつでも再現でき自然と幸せになるよき方向へ
細胞が選択できるようになるとどうも楽しいらしいです。
明日は気功セミナーで伝えた
「人生と言う名の航跡」という話題に触れます。
〜陽あたり〜
|
